仮住まいの床を作ったので、その時の様子を紹介します。
床の構成は下から順に床束・大引・根太と断熱材・合板・クッションフロアとしました。
床束(ゆかつか)
材料は90×90mm長さ3mの米松です。ホームセンターで1本1400円ほどでした。木ではなく鉄やプラスチック製の床束もあり、そちらの方が高さ調整しやすいのでお勧めです。次作る時は鉄かプラにしようと思います。
今回の小屋の場合は、地面がコンクリートで少し勾配がついていました。床の水平を出すために基準となる床束を一箇所決めておき、それに合わせて材料を切っては並べを繰り返します。一番低い所を基準にしたので切る長さはだんだん短くなっていきます。長い分は切れば良いですが、切りすぎてしまうと新しく材料を切り出す必要があるので、短くなった材料は後に使えてロスを減らせます。
水平の見方は2本に木材を渡してそれに水平器を当てます。水平器では長さが届かない為です。この時使用する木材に反りやねじれがないものを使うように注意しました。
切断には今まで使っていた45mmの深さを切れる丸ノコを使用しました。木の太さが90なので表と裏を切ればギリギリ切断はできるのですが、段差ができやすいです。この段差を減らすためのポイントとして、ケガキ線を一周書いておき90度ずつ回転させ、3回に分けて切ることです。
全部切れたら防腐剤を塗るため、バラバラにならないように地面と床束に番号をふりました。番号は落ちていたチョークで書きましたが、防腐剤を塗ると文字が見えなくなってしまい危うく分からなくなるところでした。筆圧でうっすら残っていたので助かりました。これをやる時は筆圧を強くする必要があります。他に消えずに書けそうなものは思い付きませんでした。
防腐剤はクレオソートを使用しました。臭いという評判でしたが、特別臭くはなく他の塗料と変わらない印象でした。
大引(おおびき)
材料は床束と同じ90×90の木を使用しました。3mでは部屋の長さに届かないので継ぎ足しました。継目は2本が床束の上に乗るようにしました。後で気が付きましたが、強度を出す為に継ぎ手にしても良かったかもしれません。
床束と同じようにクレオソートを塗りました。シロアリは太い木に住み着くらしいので90×90を使用するところに塗りました。
床束との接続はかすがいを使用しました。これを打つ時は立てた状態で横向きに打つのは無理なので地面に寝かせて両側から一本ずつ打ちました。大引の継目の部分は三本ずつになりました。
材料を長尺で使うと木の反りやねじれが目立ち、今回使った太めの90×90なんかでは押さえつけてまっすぐに固定することもできないので、ホームセンター等で買うときの選定も重要になります。角度をつけて端から見ればすぐにわかりますが、意外とまっすぐな材料は少ないと思います。なので多少の妥協も必要です。床を作る時に限らず無垢材を買う時は同じことが言えると思います。
根太と断熱材
断熱材は貰い物で、厚み50ミリのスタイロフォームを使用しました。
根太も50ミリの木材を探しましたが、近所のホームセンターには無かったので60×27ミリを使用しました。
断熱材の効果を有効にする為には床材に密着させる必要があり、スタイロを1センチ浮かせるか根太を削る必要があります。
僕は根太を1センチ削りましたが、後悔しました。
高さにこだわりが無ければ、スタイロの下に1センチの材料をかませた方がよかったと思いました。というのも1センチの材料を調達するのが面倒だったのですが、何十本もの細い木を安物の丸ノコで製材し直すのがスマートではないということに気付いたのは全部切った後でした。
スタイロの切断は丸ノコを使ったりカッターを使ったりしました。丸ノコはまっすぐ切れやすいですが、粉が出るのが欠点です。カッターはスタイロの厚みが薄ければきれいに切れると思いますが、今回の50ミリだと深く切る時に斜めにズレやすいです。僕はほぼ丸ノコで切りました。45ミリの深さしか切れないのであと5ミリはカッターでとどめを刺しました。
寸法は303ミリピッチになるようにしました。
断熱材と根太は交互に施工していきます。根太だけを先に打ってしまうと、もしスタイロの幅にずれがあると入らなかったり断熱欠損になったりします。なのでスタイロを根太で挟み押さえつけるように固定するほうが良いです。
合板
根太の上に合板を張ります。使用した材料は厚さ12mmの合板です。フローリングで仕上げる場合は12mmの合板を捨て貼りし、その上にフローリングを貼ります。今回はフローリングを張らず、合板の上にクッションフロアで仕上げました。クッションフロアには強度が無く、フローリングで仕上げる場合の半分の床の厚さになるので、強度が心配でしたが、踏んでもたわむ様子がなかったのでこれで良しとしました。もし床が抜けそうならその時は足します。おそらく、根太の間隔が303ミリなら上の板が多少薄くても大丈夫なんだと思います。
次はクッションフロアを貼ります。
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